「第100回全国高校野球選手権記念大会」七日目
七日目の成績
始球式 水野雄仁氏 池田高校出身(第64・65回大会・投手)
第一試合 龍谷大平安(京都)
鳥取城北(鳥取) 3x-2
第二試合 明石商業(西兵庫)
八戸学院光星(青森) 8-9(延長10回)
第三試合 報徳学園(東兵庫)
聖光学院(福島) 3-2
第四試合 白山(三重)
愛工大名電(西愛知) 0-10
≪七日目に始球式に出た水野氏は、見事に「ストライク」を決めた。丁度水野氏が甲子園で2年目の大会では準決勝であのPL学園のKKコンビから、清原選手からは「4三振」を奪うが、桑田選手からはホームランを打たれ、敗退してしまった≫
今回の、試合は最初の「三試合」は手に汗を握る接戦の試合。
その中でも初戦の「龍谷大平安(京都)
鳥取城北(鳥取)」との試合では、「龍谷大平安」が1回裏、4回裏で1点ずつ先制して、7回まで「鳥取城北」を押さえたのであるが、8回の表で同点に追いつかれて9回を向かえる。「鳥取城北」は点を取る事が出来ずにいたが、その裏「龍谷大平安」に1点を取られて負けてしまった。
しかし、「鳥取城北」はいつも駅前を清掃して、また雪かきなどをして本当に地元の人達から「愛されているチーム」そして、あの「難波投手」の投球には驚かされるものがあった。最後は苦しそうな顔を見せながら「147球」を投げ切っての負け。
負けてしまったが、その事を糧にこれからの自分の道へと繋げてもらいたい。親でもないのに、「もう変えてあげて・・・」と言う思いが込みあげて来たが、よくあの暑さの中最後まで投げたな
と言う思いでいっぱいにもなった。
二試合目の「明石商業(西兵庫)
八戸学院光星(青森)」との試合では、最初は6回目まで「八戸学院光星」が4点差で勝っていたが、7回裏に「明石商業」が4点を取り同点となり延長戦を向かえた。
そしてその延長戦で「八戸学院光星」が一点をあげ、惜しくも地元兵庫県の初出場の「明石商業」は、1回戦で甲子園球場を去って行った。
そして三試合目の報徳学園(東兵庫)
聖光学院(福島)・・・実は、私は小学生の頃に兵庫県に住んでいた事から小学生の時の同級生の野球部の出身校が「報徳学園」のエースピッチャーであった。彼は惜しくも県大会の決勝で敗れて、小学生の時の文集で「小学生の大会が甲子園球場で行われた時の事を書いており、こんなに広いとは思ってもみなかった。僕は必ず高校生になったら甲子園球場へ行く」と書いてあったのを今でも覚えている。
本当に「報徳学園」は甲子園球場の近くにあるので「地元も地元」。甲子園には昨日も独特な風が吹いていた。
なので私はどこかで「簡単に勝てるよ」と思っていたのが・・・甲子園の怖い所でもあったのかも知れない。
でもよくよく考えたら対戦相手の「聖光学院」は12年連続で出ている学校である。
そんなに簡単には、勝たせてもらえなかった。何とか、8回表で勝ち越し点を上げての勝利。
いよいよ最終の試合、甲子園には「ナイター用」のライトが照らされていた。「甲子園でナイター何て高校球児にとっては、光栄だろうな」と思った次第で・・・
白山(三重)
愛工大名電(西愛知)
「愛工大名電高校」と言えば、世界で野球を知っている人では誰もが知っている「イチロー」の出身校。
5年ぶり12回目の出場ではあるが、ここ30年初戦で勝った事が無かったと言う事であった。
そして相手の県立高校「白山高校」は初出場。
しかし応援席は緑のTシャツを着ている、様々な人が来ていた。そうこの「白山高校」の町は人口1万人ちょっと・・・そして今の監督が就任して来た6年前には「5人」しか野球部員はいなかったそうだ。そしてまずは野球の練習場の草むしりをその部員たちと一緒に初めて、ホームセンターでポールを買って来て、甲子園球場と同じ場所にそのポールを立てる事から始めたそうだ。
そして中学校などを回り、「とにかく野球が好きな子は来てくれ」と各中学を自ら回っていたと言う。
とにかく、一歩ずつ、一歩ずつ階段を登るように、コールド負けの次は9回まで進もう!そこまで行けたら今度は2回戦までと努力が続いた。
その成果こんなにも早く来ると誰が思ったであろうか
県大会の決勝で優勝した時には、選手たちは何となく人差し指を天にかざしていたが・・・誰も監督の胴上げまで頭が回らなかった
とにかくそこからが大変だった様で・・・自ら「緑色のTシャツ」を作って、応援グッズの販売、寄付集め、そしてまだ足らない物があった・・・それは、応援の吹奏楽部であった。
8人しかいない吹奏楽部
付属校の中学、近くの中学、高校そしてアマチュアのジャズバンドまで・・・とにかく町ぐるみで、彼らの甲子園出場を祝っていたのだ。
それが、バス50台、町ぐるみ2000人以上の応援団。
おじいちゃんも、おばあちゃんも・・・近所の子も、卒業生もみんな一緒になって・・・
応援している人達の中で、誰か具合が悪い人が出てもすぐに対応できるように近くの病院のお医者さんと看護師さんも一緒に、応援バスに乗って来て。
最初は5人だった野球部員も50人になって、みんなアルプススタンドで応援していた。
中には、夢中になって応援していたのであろう、応援席にいた「野球部員」の中の数名は「鼻血」を出してしまったのだろう、片方の鼻にティッシュを詰めて。
大差で負けてしまったが・・・選手たちは「悔いは無し」の顔が誇らしげに見えた。
こうでなきゃね、とどこかで私も感動した。でも、監督は一言「やはり悔しいです」と・・・確かに最後まで投げとおしたピッチャーもショートの守り凄かったよね、良かったよね
久々に初戦を勝った監督は本音を言っていた、それは「甲子園は、何点取っていても何点差でもどうなるかわからない所なんですよ」と「今日は、甲子園に来ている観戦者皆を応援に付けろ
と言っていたのですがね・・・殆どが「白山高校」の応援でしたね。」とちょっと苦笑い。
さぁ八日目の二試合で全ての学校の出場が終わる。(一校は既に終わっており、東日本の二松学舎が昨年の準優勝校の広島の広陵高校を5-2で破っている。そして今現在、浦和学院(南埼玉)
仙台育英(宮城)で6回裏で4-0で浦和学院が勝っています。
その後は、ここから第二回戦ですね。星稜(石川)出てきます、慶應義塾(北神奈川)も出てきます。
始球式 水野雄仁氏 池田高校出身(第64・65回大会・投手)
第一試合 龍谷大平安(京都)

第二試合 明石商業(西兵庫)

第三試合 報徳学園(東兵庫)

第四試合 白山(三重)

≪七日目に始球式に出た水野氏は、見事に「ストライク」を決めた。丁度水野氏が甲子園で2年目の大会では準決勝であのPL学園のKKコンビから、清原選手からは「4三振」を奪うが、桑田選手からはホームランを打たれ、敗退してしまった≫
今回の、試合は最初の「三試合」は手に汗を握る接戦の試合。
その中でも初戦の「龍谷大平安(京都)

しかし、「鳥取城北」はいつも駅前を清掃して、また雪かきなどをして本当に地元の人達から「愛されているチーム」そして、あの「難波投手」の投球には驚かされるものがあった。最後は苦しそうな顔を見せながら「147球」を投げ切っての負け。
負けてしまったが、その事を糧にこれからの自分の道へと繋げてもらいたい。親でもないのに、「もう変えてあげて・・・」と言う思いが込みあげて来たが、よくあの暑さの中最後まで投げたな

二試合目の「明石商業(西兵庫)

そしてその延長戦で「八戸学院光星」が一点をあげ、惜しくも地元兵庫県の初出場の「明石商業」は、1回戦で甲子園球場を去って行った。
そして三試合目の報徳学園(東兵庫)

本当に「報徳学園」は甲子園球場の近くにあるので「地元も地元」。甲子園には昨日も独特な風が吹いていた。
なので私はどこかで「簡単に勝てるよ」と思っていたのが・・・甲子園の怖い所でもあったのかも知れない。
でもよくよく考えたら対戦相手の「聖光学院」は12年連続で出ている学校である。
そんなに簡単には、勝たせてもらえなかった。何とか、8回表で勝ち越し点を上げての勝利。
いよいよ最終の試合、甲子園には「ナイター用」のライトが照らされていた。「甲子園でナイター何て高校球児にとっては、光栄だろうな」と思った次第で・・・
白山(三重)

「愛工大名電高校」と言えば、世界で野球を知っている人では誰もが知っている「イチロー」の出身校。
5年ぶり12回目の出場ではあるが、ここ30年初戦で勝った事が無かったと言う事であった。
そして相手の県立高校「白山高校」は初出場。
しかし応援席は緑のTシャツを着ている、様々な人が来ていた。そうこの「白山高校」の町は人口1万人ちょっと・・・そして今の監督が就任して来た6年前には「5人」しか野球部員はいなかったそうだ。そしてまずは野球の練習場の草むしりをその部員たちと一緒に初めて、ホームセンターでポールを買って来て、甲子園球場と同じ場所にそのポールを立てる事から始めたそうだ。
そして中学校などを回り、「とにかく野球が好きな子は来てくれ」と各中学を自ら回っていたと言う。
とにかく、一歩ずつ、一歩ずつ階段を登るように、コールド負けの次は9回まで進もう!そこまで行けたら今度は2回戦までと努力が続いた。
その成果こんなにも早く来ると誰が思ったであろうか


とにかくそこからが大変だった様で・・・自ら「緑色のTシャツ」を作って、応援グッズの販売、寄付集め、そしてまだ足らない物があった・・・それは、応援の吹奏楽部であった。
8人しかいない吹奏楽部

それが、バス50台、町ぐるみ2000人以上の応援団。
おじいちゃんも、おばあちゃんも・・・近所の子も、卒業生もみんな一緒になって・・・
応援している人達の中で、誰か具合が悪い人が出てもすぐに対応できるように近くの病院のお医者さんと看護師さんも一緒に、応援バスに乗って来て。
最初は5人だった野球部員も50人になって、みんなアルプススタンドで応援していた。
中には、夢中になって応援していたのであろう、応援席にいた「野球部員」の中の数名は「鼻血」を出してしまったのだろう、片方の鼻にティッシュを詰めて。
大差で負けてしまったが・・・選手たちは「悔いは無し」の顔が誇らしげに見えた。
こうでなきゃね、とどこかで私も感動した。でも、監督は一言「やはり悔しいです」と・・・確かに最後まで投げとおしたピッチャーもショートの守り凄かったよね、良かったよね

久々に初戦を勝った監督は本音を言っていた、それは「甲子園は、何点取っていても何点差でもどうなるかわからない所なんですよ」と「今日は、甲子園に来ている観戦者皆を応援に付けろ

さぁ八日目の二試合で全ての学校の出場が終わる。(一校は既に終わっており、東日本の二松学舎が昨年の準優勝校の広島の広陵高校を5-2で破っている。そして今現在、浦和学院(南埼玉)

その後は、ここから第二回戦ですね。星稜(石川)出てきます、慶應義塾(北神奈川)も出てきます。
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